石刀の会|盆踊り・お囃子など文化と伝統を守る活動|愛知県一宮市の石刀神社
石刀の会
脈々とつづく
人の営み
ここは人と文化
が出逢う場所
- ヒヤウヒヤー
- オヒヤーオヒヤー
- オヒヤーヒヤ ロウ
- ホウ ホウ ホヒヤーヒヤーロ
- ヒャーイウヒャーイ
- イウ イウ イウ
- ウヒャーイウイー
- オヒヤイウ
- ヒヤビウヒヤー
私たちは、日々失われつつある日本の伝統や文化、そして先人たちがつないできた想いを守り、さらに後世へとつなぐ活動を行っています。
当社で400年続く歴史ある石刀祭も、関わってくださる方がいなくなれば潰えてしまいます。祭りも文化も、神社だけでは有り得ません。守っていくべき場所や伝統を失ってしまわないよう、石刀神社には多くの有志の方々が集い、日々活動しています。同じ想いを持った多くの仲間、喜びにきっと出会えます。
過去
現在
活動
紹介
壱
伝統をつなぐ
盆踊りを
つなぐ
- デジタルの時代にこそ
肌と肌で伝えたい - 今や、あらゆるものがデジタルで管理され、マニュアル化する時代です。私たちもインターネットを利用してあらゆる可能性を広げ、同じ志の仲間を探すこともできます。そんな今だからこそ、目と目を見ながらでしか伝えられないこと、学べないことがたくさんあると思っています。
- 皆でつくりあげる
夏の風物詩 - 盆踊りは、後世へと伝えられる者が少なくなっている文化の一つでもあります。
石刀神社では、毎年夏のお盆の時期に盆踊りを開催しており、時期が近づくと三味線や生歌と合同で盆踊りの練習も行います。盆踊りは単独ではなく、皆と協力してつくりあげ先祖を送る、お盆の大切な行事なのです。
当日は、生歌、笛、三味線、太鼓の生演奏に合わせ、御先祖様を敬って大切な人の幸せを願いながら踊ります。
- 口伝でつなぐ
お囃子の音色 - 約四百年続く石刀祭で神様に奉納する「お囃子」。神様への感謝と祭りの祝福を謳っています。石刀神社のご祭神である「手力雄命」が登場する神話「天の岩戸」でも、穴に隠れてしまった天照大神を外に出しこの世に光を取り戻す為、穴の外でお囃子を謳い舞を踊ったと言われています。
口伝でしか伝えられていないこのお囃子をどうにかつなぎ残してゆこうと、私たちは各町内で子供達に伝える活動を行っています。悲しい出来事やニュースは無くなりませんが、ここ石刀神社からも、世界に温かい光が増えるよう、このお囃子と太鼓を鳴らし、平和を謳います。
弐
輝きが集う
自分を
呼んでくれた場所
-
水墨画作家
大幽さん Taiyu
- 幼少期、落書きで絵を始め、その後傾倒したロックと絵を融合させ、骸骨などのモチーフをエアブラシでダイナミックかつ繊細に描く作風に。石刀神社と出会い、神社や仏閣に最も合う水墨画の道へ。力強くもどこか儚さと妖しさのある龍を中心に、石刀神社の御朱印や看板に筆で多くの生命を吹き込んでいる。
最初は拝み方も分からなかったけれど、何だか運命的な導きでここまで来たような気がします。
石刀神社には、〝力〟があるんです。寿枝さん(〝社のマナビヤ〟代表)の言葉一つ一つにとても救われたし、救われるんです。仕事で色々あって、心が落ち込んで闇の中に居た時もあったけれど、今は自分の描いた絵に「あなたの筆の中には生命が宿っているのね」「救ってくれてありがとう」と言っていただける。自分はまだまだだけれど、絶望することにもきっと意味があるし、一歩踏み出すことに悩んでいる人は一度石刀神社へ来てお参りして、自分を見つめて欲しい。明日から、心の中で何かがきっと変わるかもしれない。
参
社を守る
賑やかな
守人たち
鎮守の杜を
優しく守る
- 笑い声が紡ぐ
杜の未来 - 石刀神社の文化や伝統を守る活動は、この「杜を守る会」から始まりました。神社の森林が丸ごと駐車場になってしまうところだったのを何とか止め、「守りたい」と言う気持ちだけでスタートしたこの活動。そこに一人、また一人と近隣の方々が「私にも手伝わせて欲しい」と参加してくださったり、お参りに来たことがきっかけでお手伝いしてくださることになったり。今では十人以上の方々が毎朝石刀神社を美しく整えてくださいます。みんな、口を揃えて言います。「関わらせてもらってる。ありがとう」と。
石刀神社には、人が集います。今日も賑やかな笑い声が、境内いっぱいに響きます。