由緒・歴史・ご祭神|愛知県一宮市の石刀神社
由緒
信仰厚く
古墳に鎮座する
高いところ
歴史
二千年を超える社の歴史
- 崇神天皇元年
- 十代天皇である崇神天皇の代に「石刀社」として創建。
- 一六〇〇年(慶長五年)
- かの有名な関ヶ原の合戦の折、西へ向けて進軍中の徳川家康が訪れ参拝。その際に三明神社に陣を敷いたことで、社殿が破損し一部荒廃。
- 一六〇八年(慶長十三年)
- 徳川家康公の命で再建。これを奉祝し、始まったのが石刀祭とされている。
- 江戸時代
- 伊勢神宮の分社を合祀したことによって、「三明神社」へと改称。
- 一九三三年(昭和八年)
- 神馬像が創建。
- 一九三八年(昭和十三年)
- 石刀神社へと改称。
- 一九四〇年(昭和十五年)
- 県社となる。
- 一九四一年(昭和十六年)
- 太平洋戦争により五輌あった山車の内、二輌が消失する。
- 一九四三年(昭和十八年)
- 神馬像が大戦にて供出される。
- 一九六三年(昭和三十八年)
- 氏子の皆さんのご厚志により二代目の神馬像が再建。
- 石刀古墳、他近隣の古墳から出土された土器
- 戦前の石刀祭
徳川と
石刀祭
徳川家康公が参拝した
三つ葉葵の社
関ヶ原の合戦の折、かの徳川家康公は石刀神社に参り、一時陣を敷いたと言われています。合戦のあと、戦により荒廃した境内や建造物の修復を命じた徳川家康公は、その後石刀神社に徳川紋である「三つ葉葵」を授けます。それを祝い、現代まで約400年続く祭り「石刀祭」を奉修することになったのです。
当社では、徳川を表す三つ葉葵があしらわれた歴史的文化財を多く所蔵しています。(普段展示等はしておりません。)
四〇〇年続く
歴史と文化の宝
石刀祭
石刀神社では、毎年4月19日、またそれ以前の最も近い日曜日に、神様へ馬と山車を奉納する例祭「石刀祭」を奉修します。当日は各町内から山車が石刀神社へ集まり、お囃子に合わせ山車の上のからくり人形が踊るまさに圧巻の光景。石刀神社でも、お囃子隊や太鼓、横笛など、大切な伝統を守り残す活動を行っています。
ご祭神
天照大神の弟である須佐之男命は、
各地で乱暴を働き暴れ廻っていた
姉の天照大神はその弟の行動に嘆き悲しみ、
岩屋の中に隠れてしまう
光の神様が隠れてしまい、世は真っ暗
あらゆる場所で災いや諍いが巻き起こる
そこで八百万の神々は、
どうにか天照大神に戻ってきてもらおうと考えた
さっそく神々は岩屋の外で
騒ぐ踊るのどんちゃん騒ぎ!
外の様子が気になった天照大神は
穴から顔を覗かせる
その瞬間、天手力男命が岩戸を引き避け
天照大神を引き出し、この世に光は取り戻された
天照大神の弟である須佐之男命は、
各地で乱暴を働き暴れ廻っていた
姉の天照大神はその弟の行動に嘆き悲しみ、
岩屋の中に隠れてしまう
光の神様が隠れてしまい、世は真っ暗
あらゆる場所で災いや諍いが巻き起こる
そこで八百万の神々は、
どうにか天照大神に戻ってきてもらおうと考えた
さっそく神々は岩屋の外で
騒ぐ踊るのどんちゃん騒ぎ!
外の様子が気になった天照大神は
穴から顔を覗かせる
その瞬間、天手力男命が岩戸を引き避け
天照大神を引き出し、この世に光は取り戻された
神主
願い祈る者の
よすがとして
石刀神社では、3人体制でご祈祷を行い
神事等を取りまとめています。
神社は、氏子崇拝者や地域の方々によって成り立っています。
皆様にとって良き学びの場であり、
心安らぐ社として存在できますよう、
日々努めています。
- 宮司(特級神職)
- 木全 修
- 石刀神社では、3人体制でご祈祷を行い神事等を取りまとめています。神社は、氏子崇拝者や地域の方々によって成り立っています。皆様にとって良き学びの場であり、心安らぐ社として存在できますよう、日々努めています。
- 神職
- 木全 知士
- 日々石刀神社へお参りいただき、誠にありがとうございます。当社は身内3人だけで神社の管理を行なっております。いつご来社いただいても「あたたかく迎え入れてくれる場所」と感じていただけるような神社を目指しています。
- 〝社のマナビヤ〟代表
石刀神社の何でも担当
- 木全 寿枝
- 神社をもっと身近に感じて好きになってほしい!その想いで、お参りに来てくれた方に欠かさずお声掛けしています。忙しい時代だからこそ、忘れていた大切なことを感じ、学べる場所。石刀神社に是非お立ち寄りいただけたら幸いです。
特級神職
特級神職 とは?
- 神職は全国で約21,500人、そして神職の上下のランク付けは3つ。「階位」、「身分」、「職称」です。
「階位」は5等級ですが、「身分」は「特級・一級・二級上・二級・三級・四級」と6等級あり、この「身分」が神職の位置付けにおいて最も重要視されています。 - 身分は経歴・人格や神道・神社に関する功績によって授与されますが、特級神職は全国でも100名にも満たない数で、全国でも少数の方々にしか授与されておらず、全体の神職からするとわずか0.4%。
- 特級の身分を有し、最高の功績状を授与された者には、特に「長老」の敬称を贈られることがあります。
石刀神社は、その「特級」の位を賜っています。
- 身分は経歴・人格や神道・神社に関する功績によって授与されますが、特級神職は全国でも100名にも満たない数で、全国でも少数の方々にしか授与されておらず、全体の神職からするとわずか0.4%。
- 特級の身分を有し、最高の功績状を授与された者には、特に「長老」の敬称を贈られることがあります。
石刀神社は、その「特級」の位を賜っています。